彩りの世界の中で

エッセイ風に描く日常の風景

忘れていた気持ち

私はここ一ヶ月くらい歯医者に通っている。
要は虫歯である。
会社の近くの歯医者に通っている。
ここの歯医者さんはすごくいい。
院内の雰囲気も好きだし、先生も丁寧に説明してくれて優しい。
「良かった、当たりだ」そう思いながら通っている。
忙しい日々の中、週に一度の歯医者タイムは、確実に私の癒しタイムになっている。
中でも、最近入った受付の歯科助手さんが可愛らしく優しくて癒される。

最近は仕事が忙しく、自分の時間が取れない中で、友人達が遊びに行ってるというツイートやfacebookを見てはイライラしていた。
時間に余裕があって、彼氏とデートか。羨ましい。
時間もなく、出会いもない私には本気でただただイライラする火種にしかならない。

そんな中、癒しの歯医者タイムがやってきた。
院内の雰囲気は相変わらず落ちついている。
待合室は広くなく、ベージュとオレンジを基調としたとても居心地の良い空間。
院長のセンスの良さが分かるインテリア。恐らくサーフィンが好きなんだろう。
すごくセンスの良いBGMは落ちついた雰囲気とマッチしてとても気持ちがいい。

私は、この歯医者に通い初めてから、「自分の店を持ちたい」と思うようになった。
今まで「自分の作品を作ること」を目標にしてきたのは、「自分の世界観を表現する場所」が欲しかったからなんだと思う。
そう考えると、映像でなくても、自分のお店を開けば世界観を表現出来るんじゃないか?と思いついたのだ。
転職をして会社員として働くことに限界を感じているからこそ、私は独立したいのだ。と、ハッキリと分かってきた。

話は逸れましたが…

ある日、歯科助手の女性に声を掛けられた。

「ネイル可愛いですね💕」

何気ない言葉に、私は忘れ掛けていたものを見つけた気がした。

さりげなく、褒める。

忙しくて心が荒んでいた私に、その言葉はものすごく染み渡った。
すごく暖かい気持ちになった。

これだ。
私が忘れていたものは。

さりげない一言を添えるだけで、人間関係は確実に変わる。
その事を思い出した。

ももっともっと他人を褒めていこうと思った。
そうすれば、もっと他人に興味を持てるんじゃないかなぁって思いました。

私は他人に興味がなさすぎるので…

人を暖かい気持ちに出来る人間になりたいですね。


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憧れるのはもうやめる

地元の友人で、オシャレで魅力的な彼女。

久々に会った時に、その魅力は全くなくなっていた。

いつも前向きで、夢を叶えてどんどん進んでいく憧れの彼女。

ついて行けなくなった。

憧れだった彼女達に憧れるのはもうやめる。

多分、私は超えてしまった。

魅力的と思う感覚が変わってしまった。

過去に捕らわれるのは、もうやめよう。

今、好きなことを「好き」と言えればそれでいい。

昔から好きだから、今でも好きでいないといけない理由なんてない。

人は常に変わる。
毎日変わる。

思考も行動も変わる。

変わっていいんだ。

今を生きよう。
今、好きなものを、好きでいよう。

明日はきっともっと魅力的になれるはずだから。


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ちょっと距離をおく

最近忙しすぎるからなのか、ちょっと疲れ気味。
疲れ気味の時ってやたら周りが眩しく見えてしまいがち。
色々言われると更にイライラしてしまう。

「忙しいを理由に行動しなかったら変わらないよ!時間は自分で作るんだよ!」

分かっとるわ。
仮に私と同じ生活したら、あなたは同じ事を言えますか?とか思ってしまったんで、距離を置く。

心と体力に余裕が無いと他人に当たってしまいがち。


SNSに投稿してる事が全部自慢に見えるし。
幸せ自慢なの?頑張ってるアピール?愛されてるアピールなの?
それに「いいね」が押されていると尚更虫唾が走る。



「恋愛だってもっと積極的になればいいのに」

分かっとるわ。
私は過去のトラウマが結構ある。
接客業をしていた時に、マニュアル通りに普通に笑顔で接客していただけなのに、お客様から好かれてしまい、毎日のように店に来ては誘ってくる人は結構な確率でいました。
正直、迷惑だったなぁ。
だから、関わりたく無い人には、優しくしないと決めています。
それで、冷たいとか性格悪いとか言われても別にいいです。
誰にでも優しく接しておいて、「あいつ優しくすると調子乗るから嫌い」とか陰で悪口言う人の方が私は苦手なので…。

あとは、中学時代にリア充カップルにイジメられてたのが一番のトラウマ。
「カップル=苦手、嫌い」の公式が私の中で成り立っているので、「カップルになりたくない」という思いが強すぎる。

デート中のカップルに、指差されて笑われたり。会話のネタにされたり。
向こうは会話のネタなんだろうけど、私からすれば、ただの悪口。


カップルに対しての苦手意識が強すぎるから、恋人が出来ないんだろうなぁ。って思います。

その点でいうと、私の好きだった人は、奥さんの事を何も言わない人だった。存在すら話をしない。結婚式の話もしない。泊まりとかも平気でするし。
ある意味、めっちゃ理想的なカップルだなぁって今でも思います。
お互いが自立して信頼し合ってるからこそ、何も言わないんだろうなぁって。

会社に彼女と長年同棲をしている人がいて「早く帰らないと彼女に怒られる」といつも言っている。
私は、こういうカップルが一番苦手。
仕事で遅くなるのに、怒られるって意味がよく分からない。
怒られても、小遣い制限されても一緒にいる。
それが彼らのスタイルなんだろうけど、私は嫌だな。

疲れているから、キラキラ眩しいものに、やたら負の反応を示してしまう。

私はあなたでは無いので。
同じようにはなれないのです。

そのおかげで、私は自分の理想とするパートナーシップというのが見えて来たので、良かったと思います。

正反対のあなたには、いつも感謝しています。
正反対のあなたが居ないと気づけないことも多いですから。



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真夜中のMTV


家に帰って来たのは23時過ぎ。
近所のスーパーで唐揚げとビールを買って来た。
まずは、シャワーを浴びよう。この世の中の空気で汚れきった身体を清めたい。
自分の部屋は神聖な場所だ。
汚ない身体ではくつろぎたくない。
初夏というには早い季節の今は、お湯の温度は37℃。ぬるくもなく、熱くもなく丁度いい。
シャワーを浴び、サッパリしたところで、遅すぎる夕飯だ。
買ってきた唐揚げと、シャワーを浴びている間に炊いたご飯、冷たいビール。
完全に栄養は偏っている。
けど、美味いものは美味い。仕方ない。
とりあえず、ビールを一口。美味い。
そのまま、リモコンに手を伸ばす。
テレビをつけると、音楽チャンネルがついた。 今日はライブをやっている。
ここ最近で人気が上がってきているバンドだった。
私は音楽が好きだ。
「音楽は世界を救う」と、本気で思っている。
ライブにもよく行く。好きなライブハウスは恵比寿のリキッドルーム。とても見やすくて音響も良いし、1階のエントランスも広くて快適。何よりカフェが併設されているので、待ち時間にゆったり過ごせる。
疲れた身体に音楽が染み渡る。
とても心地よい。
ビールを飲みながらの音楽番組は、どうしてもライブに行きたい衝動を抑えきれなくなる。ライブハウスで飲むビールは何故にあんなに美味いのか。
ほろ酔い気分で、爆音で音楽を聴いていると酔いが回るのがいつもより早くなる。
2回目だが、とても心地よい。
季節はもうすぐ梅雨。梅雨が明ければ、そう、夏がやってくる。
夏といえば、そう、夏フェスだ。
夏フェスにハマってから早10年。毎年、どこかのフェスに行く。
この時のために1年間頑張って働いていると言っても過言ではない。
夏フェスについては、また改めて書こうと思う。
まだ先なのに、夏を想うとテンションが上がる。今年は誰と行こうか。そんな妄想を繰り広げているうちに、音楽番組が終わった。
気づけば時計は深夜1時を過ぎていた。
明日も仕事だ。さっさと寝よう。
大好きな夏を楽しむために、明日もがんばろう。

制作進行

私はアニメ制作会社の制作進行をしている。
3年くらい前に「SHIROBAKO」というアニメ制作会社を舞台にしたTVアニメが放送されていたので、仕事について、なんとなく知っている人もいるだろう。
世間の噂では「寝れない」「帰れない」「辛い」「きつい」などネガティブなイメージが付き纏う。
実際のところは、思っていたよりも、「寝れる」「帰れる」「楽しい」と私は思う。
それは、私が元々アニメーション作りが好きだからというものが根本的にあるのだろう。あとは、アニメスタッフが好きなんです。
制作進行とは、担当話数の立ち上げから納品まで、アニメーションのスケジュールを管理し、作画、色彩、撮影、背景などのスタッフを集めて作業の進捗を管理する。
制作進行は、私にとって、本当に天職な気がしている。
と、いうのは、先ほども伝えたように、アニメスタッフが好きなんです。
色んなアニメスタッフとお話ができて、一緒に作品を作っていける。
こんなに楽しい仕事は、他には無いと思っている。
憧れだった監督やカリスマアニメーターと同じ作品のエンディングに名前が載る。
それだけで、辛かった3ヶ月間を忘れてしまう。
TVアニメーションは、約8週で作るのが通常だと思っている。
私は今まで、絵コンテ(画面構成の元になる絵のシナリオみたいなもの)がUPしてから4週で納品しなくてはならない作品を担当したことがあるが、なんとか完成するもんだなぁと自分で感心してしまった。
その時の記憶はほぼ無い。
6週では少ないし、8週が丁度いいと思っている。
本当に忙しい時は、いつの間にか机で気を失っている時がある。
それでも、私はこの仕事が好きだ。
佳境の時期は一週間お風呂に入れなくても、会社で寝ていて足を捻挫しても、ご飯を食べている時間がなくて栄養足りなくて足が痺れていても、私はこの仕事が好きだ。
作品が完成して、自分の名前がエンディングに載っているのを見ると、親孝行をしている気がするのだ。
これからも続けていけるのか、わからない。体力的な問題もある。
だから、私は、今を大切に皆さんと作品を作っていきたいと思う。
今しかない時間を大切に過ごそう。
それは、いつか、大切な財産になっていくだろう。

西新井大師 ep03

護摩ご祈祷の時間が迫り、大本堂の右側より、中に入る。
そこは、金色の世界だった。
とても煌びやかで神々しい空間だった。
中央の御本尊様の左右にも菩薩様が祀られていた。
私は一番前の列の中央に座った。
目の前に広がる金色の世界に私は圧倒された。
一緒にご祈祷を受ける人数はざっと見て30人くらいいたような気がする。
しばらく待っていると、一人の僧侶が出てきて、説明をしてくれる。
法衣の色が綺麗な緑だった。今まで、実家のある田舎の小さなお寺のお坊さんしか見たことなかった私は、その綺麗な法衣の色に驚いた。
そして、説明が終わると、下がって行った。
そして、間も無くして、ご祈祷が始まった。
10人ほどの緑色の法衣を纏った僧侶が御本尊様の周りを囲む。
最後に朱色の法衣を纏った僧侶が中央に座った。
そして、ご祈祷が始まる。
護摩の炎が天井高くまで上がる。
僧侶が唱える。
目を瞑って心静かに、ただ、静かに。
その空間は、確実に次元を超えていたように思えた。
宇宙につながる感覚を初めて感じた。
綺麗なオレンジの炎が、ただ静かに。

ご祈祷が終わると、名前を呼ばれて、お札を頂ける。
初めての本格的な厄除けは、ここ、西新井大師にしてよかったと思う。
また来年も来よう。

大本堂を後にし、今度は階段を左手側に行って見ることにした。
奥の方にお稲荷様が祀ってあった。出世稲荷だ。
赤い旗が並び、その先に小さな祠がある。
こちらもとても御利益ありそうな雰囲気だった。

お稲荷様を後にして、今日の目的は達成。
とても充実した休日を過ごせた。
また来よう。
そう思って、私は西新井大師を出た。

西新井大師 ep02

ご祈祷までの間に境内をブラブラと歩く。
今日は、なのか、毎日なのか、毎週なのか。
初めて来た私にはわからないが、フリーマーケットのようなものが開かれている。
天然石、陶器、骨董品、古着など様々なお店が、10店ほど境内に出ている。
それとは別に、食べ物の屋台も出ている。
店員は皆、顔見知りのようで、近況などの報告をしながら談笑して居てとても心地よい雰囲気だった。
私はまず、大本堂へお参りに向かった。
人がまばらな今日はすぐに順番が回って来た。
お賽銭を入れて、合掌して祈願する。ここはお寺なので、拍手はしない。
心を穏やかにして、仏様と心を通わせる。何かがすっと入ってくる感覚がある。
ご挨拶を終えて、いつもならおみくじを引くのだが、今日はやめておいた。
なぜなら、この後に東京大神宮へ月一のお参りに行くからだ。
おみくじはそちらで引こうと思っていた。
大本堂の階段を降り、右手側に向かう。
受付をした事務所の後ろ側に、小さな六角形の建物がある。六角観音堂だ。
ここには聖観世音菩薩像が祀られているらしい。通称・ぼたん観音というらしい。この前にもお店が開かれて居た。売っているのは、おじいさんで天然石のアクセサリーを扱っているようだった。
その近くに赤い建物がある。三重の塔になっている。
赤い三重の塔の後ろ側に、お地蔵様がたくさんある場所があった。水子を供養していると説明が書いてあった。その場所の雰囲気が、とても怖い感じがした。
魂が集まる場所。人は立ち入ってはいけないところだろう。
右手に曲がると、ひらけた場所に出る。
そこは、周りに石が敷き詰めたれて居て、中央には観音様。周りにたくさんの地蔵様がいらっしゃる。ここは、厄除け弘法大師様のご利益と観音様のご慈悲の功徳を一時に与えてくださる礼拝所。お賽銭を入れ、まず中央で一礼、そのまま念仏を唱えながら観音様の周りを左へゆっくり歩く。一周し、中央で合掌する。
私の祈りが届くといいなぁ。*1
礼拝所の後ろ側には、弘法大師様の立像がある。
ご挨拶をし、先に進む。
すると、池が見えてくる。池の端に、稚児大師像がある。ここは、子育てや学業成就の御利益あるらしい。こちらにもご挨拶を済ませ、池の方を見ていると、声を掛けられる。とても品のあるおばさまがこちらを見ている。
「お姉さん、こっちを見てご覧なさい」
言葉遣いもとても丁寧で、すごく好感を持った。すごくオーラを感じた。
私が近づくと、さっと池の方に手を向ける。
「ここにも、弘法大師様がいらっしゃるの」
おばさまが手を向けた先を見ると、池のほとりに小さな弘法大師様の像があった。
「この弘法大師様に手を合わせてご覧なさい。願いが叶うわよ」
私は言われるがままに、手を合わせた。
「私はね、いつもお祈りをしているのだけれど、ここの弘法大師様が一番、御利益があるのよ」
きっと、あなたにも彼氏ができるわ。そう言ってニッコリと微笑む。
その時、私の願いは叶うんだ。となぜか確信が持てた。
私は大丈夫なんだ。そう思えた。
色々と詳しそうなおばさまに、西新井大師でおすすめの場所はないですか?と訪ねてみる。
すると、場所を案内してくれると、一緒に歩き始めた。
おばさまは「いつも感謝を持って祈りを捧げていれば、必ず叶うわよ」とにこやかに話しをしてくれた。若い頃は全国の寺院を参拝に回っていたと短い時間でいろんなことを教えてくれた。
池の向こう側の森のように木が生い茂っている場所に、観音様が祀られている。
観音様は、ピンク色のお召し物をしており、とても可愛らしい佇まいだった。
「ここは、女性の願いを叶えてくれる観音様が祀られているのよ。手を合わせてご覧なさい。きっと叶うわ」
すごく神聖な雰囲気で、優しい表情の観音様に手を合わせ、ご挨拶をした。
そうこうしているうちに、厄払いのご祈祷の時間が迫っていた。
私は、親切なおばさまにお礼を言って、大本堂へ向かった。
また、お会いできるといいな。素敵なおばさま、ありがとうございました。

*1:ここに脚注を書きます